AR(拡張現実)を利用した看板や広告について 2013.07.18

最近、「AR」という言葉をよく耳にする。

Augmented Reality・・・日本語訳で「拡張現実」と訳される。

昨日も、NテレのNEWS ZER○で、ARについて特集していた。

最近のARは、視覚だけでなく、触角や平衡感覚にまで
働きかけることができるらしい。

言葉にしにくいので、あえてここではZER○の中身には触れないが、
本当に身近なツールとなりつつあるAR。

これを看板に導入したら面白いんじゃないだろうか。
と思って、いろいろ検索したら、すでに結構いろいろな事例があるではないか。

上の動画は、ドイツの自動車メーカーの事例。
これはすでに2年前に行っていたそうだ。
看板から車が飛び出し、画面内を走り回る。
話題性もあり楽しいので、看板を目にしたら一回はARを覗いてみたくなりそうだ^^;

上の動画は、イタリアのミント菓子の事例。
看板に端末をかざすと、看板に表記されてない情報が入手できたり、
ミニゲームができたりする。

これはイタリアの自動車メーカー。
街中どこにでもある道路標識を広告媒体にするなんて、発想が素晴らしい。
実際の標識に広告貼り付けたらアウトだけど、
これは仮想現実の中だから、法律に触れてないよね^^?

 

ARの技術は今も進歩し続けており、いろんな仕組みがあって、
一番簡単なのが対象物にマーカーを埋め込む方法。
マーカーの位置情報とその中心に表示されている情報を識別して
ARを表示する。

また、対象物そのものを識別して、ARを表示するマーカーレスという方法もある。

最近では、GPS情報でARを表示する方法も開発されたとか。

 

先に挙げた事例は、看板の情報を読み取りARを表示する事例だったが
全く逆の発想で、看板の置けない規制がある商店街などでは、
AR上で看板を表示させて賑やかな商店街を演出するような事例もあるようだ。

観光情報などでも、今後どんどんARの活用が浸透して行くと思われるし、
我々新潟の看板業界もどんどん勉強して取り入れてプレゼンして行かなければ。

新潟ではどんな使い方ができるかな~。

新潟の街中にもこんなAR看板あったら、面白いな~と思う今日この頃でした。

専務 加藤