年頭所感 2018.01.12
弊社新年会にあたって社員の皆様に申し上げた内容です。
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皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて昨年は、国際的には、アメリカのトランプ大統領の就任、フランスでは史上最年少のマクロン大統領が、韓国でも文在寅(むんじぇいん)大統領が就任するなど、世界のトップが交代する世代交代の年でした。また、北朝鮮のミサイル問題やアメリカでの銃乱射事件、各地でのテロ事件など、凄惨な事件も多く印象に残った年でもありました。国内では、6月の都議選で小池都知事が「都民ファースト」旋風を巻き起こしたかと思えば、10月の衆院選では自民党が圧勝するという、政局が二転三転する年だったように思います。このような激動の時代に企業として勝ちぬいていくためには、それに即応する対応力が必要になってきます。本年も昨年に引き続き「対応力」と「変革力」を磨いていきましょう。
昨日、広告協会や商工会議所の新年会で各界のトップのあいさつの中では「新潟の景気は緩やかに回復している」ということでした。わが社のような小規模な企業にはなかなか実感として感じられていませんが、看板業界に景気の波が波及してくるのはどうしても遅れがちですので、今年こそ売上アップという数字的に景気回復が感じられる年にしていきたいと思います。
わが社においては、新社屋に移転して3年目が始まる年です。設備投資もひと段落がついてこれからは結果が数字に表れてこなければなりません。社屋が移転して業績が落ちたということがあっては何のために社屋を移転したのか分からなくなってしまいます。業務の効率化、資源の節約には不断の努力を重ねていただきたいと思います。
毎年、この新年会で申し上げておりますが、改めて申し上げたいと思います。
私は笑顔の絶えない会社を作りたい。
みんなで笑顔あふれる会社を作っていきましょう。
まだまだ私の力が及ばずにそのような会社になっていないかもしれません。しかしながら私の力だけではなしえない目標です。社員一人一人が少しでも笑顔を見せることによってそれが連鎖し、会社の雰囲気づくりに繋がっていくと思います。引き続き、皆様にご協力を頂きながら私自身尽力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
最後に、今年は戌年です。「犬も歩けば棒に当たる」とよく申しますが、このことわざには悪い意味と良い意味の2種類の意味があります。1つは、出しゃばると災難に遭うという意味。もう1つは、なんでもいいからやってみると思わぬ幸運に遭うという意味です。みなさんはどちらが正しいと思いますか。私は両方とも正しいと思います。やってみなければ結果は分からない、けれど、やらなければ何も起こらない。やってみることによっていいことや悪いことが起こり、悪いことが起これば反省し改善に取り組み、次のいいことに出会うための布石になるんだと信じています。まずはやってみること。チャレンジの精神が必要なんじゃないかと思います。犬も歩けば棒に当たる。まずは歩いてみましょう。チャレンジしてみましょう。2018年が皆様にとってチャレンジの一年になるよう祈念して、年頭のあいさつとさせていただきます。
代表取締役 加藤 貴之