年頭所感 2019/1/4 2019.01.09

1月4日に行われた弊社新年会にて社員の皆様に申し上げた内容です。

——————————–

皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて昨年は、年末に発表された「今年の漢字」が「災」であったように、非常に災害の多い一年でした。

北海道胆振東部地震をはじめ、大阪府北部地震、西日本豪雨、台風21号24号の直撃、記録的猛暑など、非常に災害の多い一年でした。屋外広告業界を見ても看板の落下・倒壊などがメディアで報じられ、安全に対する「社会の目」は、さらに厳しくなっていくことが想定されます。

 

わが社においては、新社屋に移転して、まる2年が経過しました。移転の年度であった2017年度3月期は必要な設備投資のために赤字決算だったものの、2018年度3月期は私がこの会社に来てから16年経ちますがその16年間で最高益に終わることができました。そして本年度もまだ年度半ばですが非常に好調な数字の推移を続けています。あと3ヶ月少しでも多く売り上げを上げて2019年3月期もいい数字でフィニッシュしたいと思います。

 

昨年は、営業事務が1名、営業が2名途中退職し、生産部では山本さんが定年退職し、人員的には大幅な戦力ダウンを余儀なくされました。しかし、人材不足と言われる中で、昨年途中から実に5名の前途有望なる人材を確保できたのはとてもうれしいことだと思います。

 

これで戦力の布陣が整い2019年の見通しですが、G20サミットの開催、ラグビーワールドカップの開催、さらには東京オリンピックの前年ということもあり日本全体の景気は好調ムードが続くのではないかと思います。新たな制度としては4月からは働き方改革関連法の施行、10月からは消費税増税と軽減税率制度の実施、また選挙がらみでは4月に統一地方選、7月には参院選が行われます。

 

そしてなんといっても忘れてはならないのが平成が4月で終わり新たな元号がスタートするということです。そのため今年のゴールデンウィークは我が社史上過去最大の10連休となりました。

 

この新潟でも第四銀行と北越銀行の店舗合併がついにスタートします。我が社の業務に直結する出来事となるでしょう。

 

このようにいろんなことが変化し新たなスタートを迎えていく2019年。我が社も決して現状に甘んじることなく、どんどん時代に適応した姿を模索し変化し進化し、この時代の潮流に飲み込まれることなくむしろこの荒波を制するサーファーのように進化していけたらいいなと思います。

 

毎年、この新年会で申し上げておりますが、改めて申し上げたいと思います。

私は笑顔の絶えない会社を作りたい。

みんなで笑顔あふれる会社を作っていきましょう。

私の力だけではなしえない目標です。社員一人一人が少しでも笑顔を見せることによってそれが連鎖し、会社の雰囲気づくりに繋がっていくと思います。引き続き、皆様にご協力を頂きながら私自身尽力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

最後に、今年は亥年です。「猪見て矢を引く」という慣用句がありますが、これは猪を見つけてから矢を引いたのでは遅いという意味だそうです。常に矢を引いた状態で身構えていてこそ猪を仕留められる、チャンスは準備しているものにしかやってこないということでしょう。ぜひそのような心構えで1年を過ごしていただきたいと思います。2019年が皆様にとってチャンスあふれる一年になるよう祈念して、年頭のあいさつとさせていただきます。

代表取締役 加藤 貴之