新年にあたり社員の皆さんへ 2020.01.07
皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて昨年は、なんといっても30年ぶりの元号改定があり、「平成」から「令和」になり、新時代の幕開けという期待感が非常に高かった一年でした。「令和初の○○」という言葉が世間からも多く聞かれ、景況感にも良い影響を与えるのではないかと期待されましたが、いまだその実感は私としてはなかなか感じられません。オリンピックイヤーの今年こそ、景気回復を期待したいところです。
わが社においては、新社屋に移転して、3年が経過しました。昨年3月期を含め、移転後の2年はとてもいい数字で決算を終えることができ、皆さんにも還元することができました。本年度もいい数字が残せるよう年度末まで残り3ヶ月、少しでも数字を伸ばして決算賞与が出せるようみんなで力を合わせて頑張りましょう。
さて2020年の見通しですが、今年はなんといっても56年ぶりに日本で開催される夏季五輪、東京オリンピックが開催されます。半世紀に一度程度のレア度の高いこのお祭りに日本中が熱狂するはずです。新潟まで景気の波及が期待されることは少ないと思いますが、最新技術の粋を集めたイベントの演出などからわが社の業務に役立つヒントを見つけることが大事です。熱狂の渦に参加しつつ冷静に見守っていきたいと思います。
昨年は、営業に2名、設計デザインに1名加入と人員的には大幅な戦力アップを行いました。4月からは大学新卒1名を加える予定です。これらの若手を加えるとわが社は今までよりもさらに若返ることになります。せっかくの優秀な人材を上手に育てていくために皆さんの人材育成に注力していこうと思います。
会社の成長には社員である皆さん全員の成長が欠かせません。では、仕事における皆さんの成長とはどこで測ればいいのでしょうか。数字という成績が残る部署の社員に関しては数字を見てもいいのかもしれませんが、わが社にいる多くの社員は数字という目標が存在しません。なので皆さんの成長の度合いは日ごろ接している直属の上司しかわからないというのが現状です。そうではなくて誰にでも、社員全員や例えばお客さんにも皆さんの成長が目に見えてわかるように私はしていきたい。その尺度とはなんなのか。それは資格です。皆さんには毎年必ず一つ以上資格取得をしていただきたい。それが成長の証となり周りからも認められる証になります。そして資格を取った人と資格を取らない人の昇給はかなり差をつけていきたい。そういう人材育成の制度を作っていきたいと思っています。この制度については今後の会議で検討していきたいと思います。皆さん一人一人の成長が明るい会社と明るい未来を創るとそう信じています。
最後に、毎年、この新年会で申し上げておりますが、改めて申し上げたいと思います。私は笑顔の絶えない会社を作りたい。みんなで笑顔あふれる会社を作っていきましょう。私の力だけではなしえない目標です。社員一人一人が少しでも笑顔を見せることによってそれが連鎖し、会社の雰囲気づくりに繋がっていくと思います。引き続き、皆様にご協力を頂きながら私自身尽力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ワンチーム、笑顔のワンチームを作りましょう。
令和2年1月6日
代表取締役 加藤貴之