必見! 実況【ネオンの製作工程】 2010.06.17
皆さんは、夜の街に光り輝くネオンが、
いったいどの様に作られているのかと、思ったことがありますか?
今回は簡単にネオンの作り方を説明します。
ネオン管と電極を焼いて接合し180度曲げます。
電極部分を曲げるのは、この部分は発光しないので、
発光部分の裏側に隠すために曲げています。
チップ管を取り付けます。
これは管内の空気を抜いたりネオンガスを入れたりするためのものです。
青系の色は、水銀を入れるので水銀溜を作ります。
水銀を水銀溜に入れます。(米粒位の大きさです。)
管内の空気を抜くため、
先程ネオン管にくっつけたチップ管を
真空ポンプの排気マニホールドに接合します。
高電圧を掛けネオン管と電極を焼いて不純物を取り除き
真空ポンプで空気を抜いてから、
青系にはアルゴンガス赤系にはネオンガスを入れます。
ガスを入れてからチップ管をマニホールドから切離します。
水銀を電極内に入れてチップ管を切り取ります。
水銀を両方の電極に付けるためにネオン管をよくふって電気を流します。
初めは色がよく出ません。
10分後、水銀がなじんで色が全体に同じ様に出たら完成です。
今回の作業は、飲食店ビルのネオン管修理工事で製作した物です。
いつもと同じ作業でも写真を撮られていると思うと緊張して手間取りました。
我ながらプレッシャーに弱くて困ります^^;
製作施工課 山本